2014年2月28日金曜日

久々に麻雀牌を触ってみた

10年ぶりぐらいに突然、久しぶりに麻雀牌を触りたくなって兼価で標準的な麻雀牌と安い麻雀マットを購入。
10年前に触ったのだって、ほんの半荘数回なので、実際に麻雀をよくやってたのは、遥か遠い過去だ(笑

既に役、符計算、点数計算も綺麗サッパリ忘れてるし、牌山積みすらおぼつかない
ハッキリ言って超初心者級σ(-_-; )
麻雀をよくやってた昔々も仲間内では麻雀知らない人が多かったし、そこまでハマってたわけでもないので点数計算も飜数(役数)だけの簡易版でやってた。
因みに麻雀ゲームもほとんどしてないし、雀荘なんて一度も行ったこと無い。


でもって数日間チョコチョコと雀牌を弄ってみて、昔々に考えてたことを思い出してた…

将棋、囲碁などに比べて、なぜ麻雀はダーティーなイメージがあり普及しないのだろう?
プロ雀士って人達も居るけど社会的地位は低いよね。(恐らく専業としての収入も)

理由を考えてみると(以下は四人半荘戦が前提)

  1. ギャンブルのイメージが強い
  2. ルールが複雑(ローカルルール含めて)特に点数計算なんて何年もやってる人でも出来ない人は多い
  3. 偶然性が高く半荘数回程度では技量が対戦結果にあまり反映されない
解消法を考えてみると

  1. 役に関してはローカル役などを無くして標準化すること
  2. W役満を無くす。(役満の重ねはアリ)
  3. 点数計算に関しては飜数だけで簡易的にやること
  4. 赤牌なんて使っちゃダメ
  5. 祝儀(チップ)なんて使っちゃダメ
  6. オカは選択制でアリだけど、ウマはダメ
  7. トビありのハコ下精算なし
  8. 王牌を無くすこと
1は、当然のことですよね。まあ役に関しては関東麻雀で、ほぼ統一していいんじゃないかな。

2は、そもそもがローカルルールですし、W役満の中で技量が必要とされるとしたら大四喜ぐらいでしょう。他は運による要素が強すぎます。

3は、初心者への敷居を下げるためには最も重要です。
また3900点などという端数も覚えるのを難しくするので止めましょう。
下記は簡易点数計算表です。
(子の1飜ツモだけは点数が整合しませんが、まあ100点の誤差です)



4、5は、そもそもギャンブル性を高めるために近年になって導入された物ですし、麻雀本来の手役を育てるという技量を軽視することになります。

6は、麻雀は基本的にゼロサム・ゲームです。もし2位が点数マイナスなのにウマで収支プラスになるなんて変でしょ?(これは祝儀にも言えることです)
オカ無しにしたければ、持ち点=原点にすれば良いので選択制としました。(例:3万点持ちの3万点返し)

7をすることで、より多くの点数を稼ぐためには誰かを飛ばさずに他家全員からまんべんなく稼ぐ必要があります。
そのためには他家の手牌を読む技術や点差計算が重要性が増します。

8が実はかなり重要で
王牌(7幢→14牌)を無くすのはギャンブル性と偶然性を薄めるとともに技量に重点を置くための双方に必須だと思います。
王牌が無くなると当然、連続ツモ、嶺上牌、ドラ、裏ドラ、槓ドラ、槓裏ドラ、明槓、暗槓、加槓も無くなります。
これによりルールが多少は簡素化されますし、何より偶然性がかなり薄まりますし、ツモ回数も(鳴きが無い場合)東南家→18回、西北家→17回という不平等も解消され各自21回となり全136牌を使うことが出来ます。
全部の牌を使うことで相手の手牌や牌山の推測精度が高くなり、それにより技能の重要性が上がって、より知的なゲームになるでしょう。(だいたい全牌の1/10もが隠れてるような状態での予測精度なんて当てになりません)
ドラが無くなっても競技ルールとしては支障はありませんし、役に関しては嶺上開花、槍槓、三槓子、四槓子が無くなります。
嶺上開花に関しては完全に運ですし、本来の麻雀の手役作りの2,3,3,3,3の形には槓子は不要でしょう。
だいたい手の内を見せずに(門前で)手作りをすることを基本としているのに、暗槓のときには晒すって矛盾してませんかね?


以上、昔々に麻雀について考えてたことを思い出しながら書いてみました。



もし麻雀にちょっと興味を持って情報を集めると直ぐに必ず『イカサマ』『賭け』とかが目に付くことになるでしょう。
事実、そんなのを取り上げたマンガや小説や雑誌がほとんどと言っていいでしょう。
こんな状態じゃあダーティーなイメージは払拭されません。
ダーティーなイメージのままじゃあ競技会とかを開催してもスポンサードするのは麻雀関係のとこだけでしょう

偶然性とギャンブル性を極力排除して技能を主体とし、ルールを簡素化することで初心者への門戸を広げることによって普及し『プロ雀士』の方々の社会的地位も向上するのじゃないかな?